カナダのチップ文化

カナダに来て受けた一番のカルチャーショックは、チップ文化。とても恥ずかしい体験談がありまして…前ブログに書いたかな、恥ずかしすぎて書けなかったかな覚えてない笑

あれは引っ越してきて２ヶ月程経った頃の話。

韓国レストランに行ったの。美味しいご飯を食べ終わった後、お会計の機械を渡されて、チップを入力するところがあったから「美味しかったし１ドル（100円相当）あげるかぁ」と思って１ドルって打った。

お会計も済んで店を出ようとした時、店員さんが小走りで来て、「何か悪いサービスありましたか？」て凄く心配した顔で聞いてきた。「チップが１セント（1円相当）でしたから…」って。あちゃ〜入力ミスったかと思って私は、悪気もなく「ごめんなさい１ドルって打ったつもりでした！美味しかったです〜」ていったの。

そしたらカナダ人の友達が、「いや１ドルとかあり得ないて失礼だって。普通支払いの１５％（7ドルくらい）は払うもんだよ。」って教えてくれた。

つまり店員さんにとって私は、物凄く安いチップを渡してしまった上に、２回目でも普通の人より遥かに安いチップを渡したということ。彼女の目にはとんでもなくケチな人に映ったでしょうよ。

もう恥ずかしくて蒸発しそうだった。

今ではちゃんと、15％かそれ以上チップあげるようにしてます。そうすると50ドルのご飯が60ドルくらいになって、10ドルありゃもう一品頼めちゃうやんって思ってしまうんだけどね。

でもバイトを始めてついに、チップ文化の恩恵を受けた。

この前２週間分のお給料が出た。それに加えて、「これチップね〜」って現金をもらったんだけど、その額なんと100ドル、1万円相当。

２週間で、正規の給料でもないチップが、100ドルも！？て驚いた。

チップ文化も案外、悪くない。

調べてみると、カナダは生活費が高いから、賃金だけではやりくりが難しいところがあるそう。だからチップも重要な収入源なんだって。本当にその通りだな。

どのくらい生活費が高いかというと、私が働いているラーメン屋の一番安いラーメンが15ドル、1500円くらい。チップ込みだと17ドル越え。

この前、揚げ豆腐４つに10ドル払っている人を見て、なんかなぁ日本だったらあり得ないよなぁと思った。

あぁバイトしてやっと少し、社会勉強出来てる気がする…！

まかないのラーメンさん。