カナダ留学日記

大学生が見たこと、思ったこと、感じたこと。

ファストファッション業界

先日バイト友達とバンクーバーダウンタウンにある韓国料理屋「Sura」に行ってきた。ランチセットがひとり25ドル。料理の量と種類を見ると、かなりお得なセット。辛いもの好きの方におすすめ。お客さんもウェイターも皆アジア系で、北アメリカ大陸に居ながら実家に帰ったような、安心するようなホッとするような気分になった。

お昼のあとは、ぶらぶらとダウンタウンの街を歩きながらショッピング。気になったお店に片っ端から入ってみた。服の可愛さに絶句したり、値段に絶句したり。楽しみながらpacific center(中心街にあるショッピングモール)まで歩いた。

そこで思った。どんな友達と出かけても、やっぱり最後に辿り着くのはH&M。安くて可愛い服に溢れているから。でも、ファストファションに貢献するのはあまり褒められた行動ではない。低い賃金で雇われた人々が極悪の環境下で汚染だとかゴミを気にせず作ったからこそ安いわけで、その服を買えば買うほどデマンドが増えて、被害が拡大していく。わかっている、けど、自分のお財布と相談すると、結局H&Mがベストオプションという結論に至る。自己中心的な考え方だけど、こう考える人が大半だから、環境破壊は進んでいってしまう。

環境により優しいオプションは、いつでもお高い。服に関しても、食材に関しても。環境に良いオプションがもっとアクセッシブルになれば良いのにと思う。そう簡単にいかない世の中。自分は、冬が近づいたらnorth vancouverにある古着屋さんに行こうと思う。古着を買う方が、H&Mの新しい服を買うより幾分か環境にやさしい。