カナダ留学日記

大学生が見たこと、思ったこと、感じたこと。

グランビルアイランド1日小旅行、日本の花火

バンクーバーに住んで早1年。先日ようやく有名な観光スポット「Granville island」に行ってきた。ダウンタウンへ続く橋の下にある、小さな島(と言っても陸続きではあるが)。特に食べ物がなんでも美味しいと聞いていたので、小腹を空かせておいて昼ごろに着いた。UBCからバス一本で45分ほど。

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地図でみると小さく見えるが、実際歩き回ってみると案外広い。個性的なアート展やお土産やさん、洋服屋さんが所狭しと並んでいて、全てを見て回ろうと思ったら1日では足りない。興味をひかれたお店にだけ入っていたのに、気づけば夜の7時。

個人的に、グランビルアイランドは食よりアートの色が強いと思う。美術館に行った後のような気分になった。油絵で、近くで見るとなんだかワケがわからないのに少し離れて全体像を見ると、ぼやっと景色が浮かんでくるものがあった。世界を自分の色で表現していて、素敵。ただの描写でなく、個性がある。自分でも描きたいと思って海辺に座って1時間ほど船着場を描いてみたけど、小学生の夏休み思い出日記にありそうな絵になってしまった。アーティストは、やっぱり「アーティスト」なんだなと実感。

f:id:bluecheese33:20220726092045j:imageこのスムージー、驚愕の10ドル(1000円相当) 物価には未だ驚かされる。

小さな船に乗ってみた。なんと往復たったの6ドル!都会の海の上を樽に乗って浮かんでいるみたいで、子供心がくすぐられた。海が光ってる。f:id:bluecheese33:20220726092201j:imageあちらこちらにマリンスポーツを楽しむ人々がいた。この水は触って大丈夫なんかな、と少し心配してしまう茶色さだけど、みんな「夏めいっぱい楽しまなきゃ損」って顔してたので、いいことにする。f:id:bluecheese33:20220726092151j:image

夜は、花火大会。日本の技術士さんが作った花火らしい。一体どこから出てきたんだ、と思うほど沢山の人が海辺に見にきていた。カナダ人曰く、「10分以上花火が鳴り続けることはない」とのこと。でも今回は30分ほど上がり続けていた。日本の技術士だから?大規模のイベントだから?どちらかは分からないけど、自分の国を誇りに思った。

一番好きな「しだれ柳」がクライマックスに何発も同時に上がって、夜空を明るく照らしてた。海には何十羽もガチョウが集まって、「今のはなんだ」「隕石か」「何か爆発したぞ」とクワックワッギーギー騒いでいた。そして花火の周りには、ドローンがUFOのようにホバリングしたり弧を描いて飛んでいた。子供の頃行った熊谷花火大会に、クローンはいなかったな。時代が少しずつ変わっているのかもしれない。

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