カナダ留学日記

大学生が見たこと、思ったこと、感じたこと。

Men I Trust コンサート

f:id:bluecheese33:20220628012257j:imageMen I Trust というバンドのコンサートに行ってきた。私の1番好きなバンド。コロナ禍で退屈してた時に聴き始めたので、彼らを知ってから早2年も経った。自主隔離期間、オンライン授業の後に宿題をしながら聴いてた。平日の昼間に家にいるという不思議な特別な感覚と、このバンドの作る音楽がマッチしてて、人生をromanticizeしてもらってた。大学来てからも、カフェで課題しながらこのバンドを聴くと、素敵な人生を送ってる気分になれる。

そんな色々思い入れのあるバンドが、なんとバンクーバーに!もちろん即チケット買った。

当日は夢心地でダウンタウンへ。コンサートの入場口に並ぶ人達が似通った服装をしていることに気付いた。オン眉、肩くらいの巻かれた髪、暗めのワンピースに柄のタイツ、ブーツ。ちょっとゴシック寄り。自分には特に決まったスタイルないから、いざ決めるとしたらこんな風になるんかな?と思った。

友達にMen I trust 知ってる?て聞いても、知ってる人はいない。それなのに、今この場所には、このバンドのコンサートに来るほど彼らを好きな人達が集まってる。好き、を共感できるって素敵だ。

アコースティックギターの弾き語りから始まり、ついにメンバー達が入場!

レコードの声そのままで感動。これがプロ。でも所々声が掠れたりアレンジしてたから、生歌なんだなぁとまた感動。憧れの存在を目の前でみると、夢なんだか現実なんだか分からなくなる。惚れ惚れと聴いてたら1時間あっという間に過ぎていった。

最高のコンサートだったけど、次来る時に気を付けたいことがひとつ。コンサート前にアルコールは飲むべきじゃない。トイレに行きたい&一曲も聞き逃したくないの気持ちの狭間でとても苦しむことになるから😂

 

 

バンクーバーとシアトルの相違点

シアトルはバンクーバーに比べて…

1.

物価が高い。ラテが 8.5 USD=11.07 CAD = ¥1147。アメリカの物価が高いのか、日本の経済が劣ってるのか…f:id:bluecheese33:20220620032855j:image

2.

地理的に、坂が多い。若者の私達でさえヘトヘトになるほど。f:id:bluecheese33:20220620032926j:image

3.

アジア人が少なく、黒人が多い。

4.

標識に載ってる第二言語がフランス語じゃなくてスペイン語

5.

何でも大きい。ビルも、ハエも。蜂かと思うほどプリップリのハエちゃん飛んでる。コンビニにSmall Sizeのカップが置いてなかった。

6.

落書きが多く、全体的にちょい汚い。素敵な街だけど、やっぱワイルドな感じが拭えない。f:id:bluecheese33:20220620032957j:image

7.

先住民族に対する認識が低い。カナダは先住民のアートや名前を沢山使って悲劇を忘れないようにしてるけど、アメリカにはそういった雰囲気は無い。ここにも似た民族が住んでて、アメリカはカナダと同じように彼らの土地を奪ったのに。美術館に展示してあった先住民アートがカナダの先住民のアートと同じスタイルで、開拓者が勝手に国境線を引いて彼らを引き裂いたのがよく分かった。

8.

交通機関が高くて、あまり便利じゃない。バス遅れてくる&運転荒い。

9.

他の車も運転荒い。クラクション沢山聞こえる、赤信号でも突っ走ってく。

 

ここまで書いて気付いたけど、ネガティブなことばっかり😂私のバンクーバー愛のせいで偏見まみれかも知れん。良い点を考えてみる。

10.

BLMとトランスジェンダーの虹色の旗があちこちにある。多様性に寛大な国。

11.

お店の人がフレンドリー。カナダもフレンドリーだけど、それを越えてくる。食べ物頼むときも、今日はどうだった?どこから来たの?と話しかけてくるし、犬を散歩する人に通行人が話しかけてたりする。

12.

建物の形が面白い。透明な図書館や、近未来的なタワー、下半分が細くなってて折れちゃいそうな謎のビル。街を歩いてて楽しい。f:id:bluecheese33:20220620033033j:image

 


もっと考え付いたら足していく!

楽しいミニ海外旅行でした♪

トラブル三昧の帰国路

シアトル旅行は楽しく特に問題もなく過ごせたけど、アメリカからカナダに帰る道でトラブル多発。

まずバスが来ない。スーツケースを持った人が並んでたから集合場所は合ってるはずなのに、予定の時間を1時間過ぎても来ない。全員が痺れを切らしてた。私もさすがにもう待てなくなってバス会社に電話したら、「その便はキャンセルされてます」て…。小雨の寒い中、駐車場で1時間も待ったのにだよ…キャンセルしたって電話くらいくれても良いやん、誰も知らずに乗客みんな待ってるよ…泣 何か方法はないか聞くと、夜の便に空きがあるから予約してくれるとのこと。他にも待ってた人たちに伝えて、結局スーパーと最寄駅で2時間ほど時間潰した。でも可哀想だったのが、替えのバスも満席になって、メキシコからバックパック旅行してるカップルがチケット取れなかったこと。彼らは携帯のSIMがなくて電話できなかったから、私達が電話終わった後に貸してあげたの。そしたら、もう遅かったみたい。「電車でも探してみるわ」て言って去っていった。

その替えのバスも結局予定時刻から45分遅れてきた。バスが来た時は、拍手しちゃった。ついに本当にきた〜〜って笑

一番ひやっとしたのは、国境の入国審査。私はおバカで、学生ビザを持たずにパスポートだけでアメリカに来てしまった。デジタルコピーあるから大丈夫っしょと思っていたけど、係の人が「原本じゃなきゃダメ」と。え、カナダ帰れないじゃん、どうしよう、このまま日本に強制送還????て焦った。そしたら係の人が、「今回は特別ね、次は原本持ってきてね」って通してくれた…。優しい人で本当によかった。隣で審査受けてた日本人の学生二人もビザ持ってなくて、彼らは私よりずっと説明に時間かかってた。でも最終的に彼らも通してもらえたみたい。バスに乗り込んだ後、後ろから「ビビった、一生アメリカかと思ったわ〜」て言ってる声が聞こえた。カナダ留学中に海外旅行行く予定の人、ビザ原本忘れずに!

最後のトラブルは、酷い車酔いをしたこと。高速4時間乗っていなきゃで止まれないのに吐き気がすごくて、バス中に嘔吐物の匂い充満させる一歩手前だった。必死で進行方向を見て、何も考えないようにしてた。唾がたくさん出るのに口がカラカラになる感覚、伝わるかな。

そんなこんなして、当初の予定よりずっと遅れて夜中の2時ごろ家につきました。やっぱりバンクーバーが居心地良いや。ここはもはや私の第二の家。

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帰る前にガムウォール行ってきた!単に、人が噛んだガムを壁に貼ってった場所。ちょっと汚いけど観光地だからね、一応見ていこうということで。

Pike place, space needle 等

シアトル2日目の今日は、有名な観光地を回ってきた。まずはPike place。海辺にある市場で、鮮魚から野菜、骨董品まで色々売ってる歴史ある場所。平日の朝にも関わらず、人で溢れかえってた。ここにあるシーフードレストランは味も景色も最高!

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人混みで疲れた後は、静かな美術館へ。Seattle Art Museumには、世界各国幅広い年代の美術品が展示されてる。いちばん古いのは、多分エジプトのちっちゃいアクセサリー(?)5000BC てことは、7000年以上前の物。そんな昔にこの物体を作って、触ってた人がいる。そして今それは私の目の前にある。不思議。

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ダウンタウンを練り歩く中で、ガラスで出来た図書館に出会った。f:id:bluecheese33:20220617145551j:image

こちらは有名なスペースニードル。f:id:bluecheese33:20220617145635j:image

シアトルはとても近代的な都市って感じ。今日1日で二万歩あるいてへっとへとなので、ベッドにダイブイーン。

バンクーバーからシアトル旅行。Starbucks Reserve等

バンクーバーからシアトルまでバスで4時間ほど。料金も往復50ドルととても安いので、大学生活初海外旅行はシアトルへ行ってきた!

日本人はアメリカ入国時にパスポートの他にESTAていうビザを持ってないとだから気を付けて。オンラインで簡単に申請できる。でももし最悪忘れても、国境で申請書書き込むことも出来るから大丈夫。それと、コロナは22年6月現在なにも規制なし。

バスは、途中運転手さんがパスポート忘れて自宅まで全員乗ったバスで行くハプニングがあった以外は、とても快適だった。事前にNetflixのショーを何個かダウンロードして、時間潰しした。

牧場や草原の広がる風景をひたすら高速で行くと国境がある。全員バスから降り、関税通って荷物検査して入国。その後もカナダと殆ど変わらない風景を進んでいくと、気づいたら既にシアトル市内だった。

午前9時頃バンクーバー出て、到着したのは2時頃。パスポート紛失事件で少し遅れてた。でも今回の旅のプランは大体しか決めてなくて、行き当たりばったりでいこーってスタンスだから、焦ることなし!

こちらが今日したこと↓

- chipotleで昼食。眠気覚ましのコーヒー購入。

- Frye Art Museum(入場料無料!)

- どこかの公園でひと休み。

- Starbucks Reserve 

- miopostoで夕食。そばの食材センターで夜食購入。

- 現在Airbnb でくつろぎ中。

 

Frye museum は、牛さんの絵が沢山あった。農業してた家で育ったアーティストらしい。同じ牛でも色々な描き方がある。油絵を近くで見ると、枝だと思ってたのが表面を削った跡だったり、影が何色もの黒から出来てることに気付いたり、面白い。

 

Starbucks reserve は、チャーリーのチョコレート工場みたいな雰囲気。水曜の午後なのに賑わってた。何かを極めるって、何であっても素敵な事。洗練されたコーヒー店であるここは、行く価値あり。

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明日も色々見て体験するぞー!アメリカ!

 

 

 

焚き火

UBCビーチの奥まったところに焚き火が出来るスポットがあるというので、友達と行ってみた。

街灯の無い道を歩いていくと、森の下に降りていく階段がある。それをくだって、ほぼ舗装もされてないような草むらを歩いていくと、パッと海辺に出る。そこから更に海沿いを歩いていくと、丸太で出来たベンチに囲われた小さな焚き火スポットがある。

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火を付けるには、消毒用のウェットティッシュが役立つそう。教わったマメ知識!

火って、ずっと見てられる。形を変え続けるから飽きない。どこかの本に、人間は火を扱えるようになったから劇的な進化を遂げることが出来た、て書いてあったのを思い出した。本当に、火は魔法の力持ってそう。

今日は6人くらいで集まった。全員日本人だからJpop流してたんだけど、懐かしの曲を皆んな分かってくれるからなんとも言えない嬉しい気持ちになった。普段Jpop聴いて「なつかしー!」て共感し合える友達なかなか巡り会えない。やっぱ母国語で話して、似た幼少期の記憶をシェアできるのは、楽しい。

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ぐっらぐらのツリーハウス(?)

 

最高に楽しんだけど、上着が煙臭くなって洗っても落ちなかったのがちょぉっと難点😂

 

二十歳になるということ。

最近、二十歳の誕生日を迎えた。家族のいない、カナダで迎える初めての誕生日。正式に成人になった。大人になった。

頭の半分では、この一年で周りの環境がガラリと変わり自分が成長したことを実感してる一方、もう半分では、「私が大人になって大丈夫なのか?」「まだまだ責任負える歳じゃない気がする」って感じてる。ていうか、5分の4の脳くらいそう思ってる。

私が思ってた大人像とはかなり離れたところに、自分はいる。

二十歳だけど、親に学費も家賃も頼ってる。自分を養うなんてまだ到底できない。世の中には知らないことだらけ。将来プランなんて全然無いし、人前で自信持って「私はこれができますっ」て宣言できるほどの特別な何かもない。

考えれてみれば二十歳で起業しても、若いね〜ってくらいで、特にメディアに取り上げられるほど珍しくもないよね。17で起業したらテレビ来るかもだけど。二十歳で結婚しても、子供いても、対して大きなことでもないよね。私はいつのまに大人になってたんだろう。

という、よくわからない不安が、二十歳になった頭の中には渦巻いております。

同時に、自分が健康で素敵な環境に住めて何不自由なく生きていけてる奇跡に感謝。世界中の本当に一握りしか、自分のような幸福な立場にたたせてもらってる人間はいない。この当たり前の幸福を、もっとたくさんの人が経験できるようになってほしい。色々な切り口から貢献できるから、私のできる1番最善の方法を探したい。

 

今のところ生きてきた人生に大きな後悔も苦悩も無い。

これからの人生は、もっともっと、野心を持って、何かを追求して、毎日を大事に生きて、時間の使い方で後悔をしない日々を送りたい。誰かが、「あの子がいてくれてよかった」て思ってくれるような存在になりたい。

 

まとまりはないけど、これが二十歳の私が考えてること。十年後の私は何を考えてるのかしら?