カナダ留学日記

大学生が見たこと、思ったこと、感じたこと。

UBCの無料プール

UBCの良いところは、設備が豊富なところ。プール行きたいな、と思ったらその日に行けてしまうから好き。色々な娯楽施設(ジムもテニスコートも、ピアノもバーもビリヤードも)、探せば大体ある。環境が整ってるっててこのことか、と毎回思う。この大学に通えて感謝。f:id:bluecheese33:20220722041117j:image

北米カナダも最近ようやく気温が上がり、夏らしくなってきた。今日は最高気温25度の予報。夏の風物詩セミの鳴き声が聞こえてこないのが少し寂しい。せっかくなので、キャンパス内にあるプールへ行ってきた。学生はなんと無料。天井に窓がいくつかあり、壁にも大きな窓があちこち。自然光で全体が明るくなっていた。雰囲気◎

午後1時半から3時半までdrop-inという誰でも入れる時間がある。行ってみると、幼稚園〜小学生くらいの子供だらけだった。ちょっと恥ずかしかったけど、水に入ってしまえば子供心がくすぐられて、子供に混ざって頭まで潜ったり水中ででんぐり返しして遊んだ。(今思うとやっぱり少し恥ずかしい。笑) 意外だったのは、東南アジアの海で鍛えた(?)はずの自分の素潜りスキルが、思ってたほどでもなかったこと。4メートルのプールの底に触れられなかった。あの、深く潜って戻る途中の耳の「Pツー」て音と、あと少しで水面と思った時の「あと少し」が結構遠くて焦る感覚は、何年経っても変わらない。

UBCには、水深1メートルの子供用プール、ジャグジー、サウナ、水深4メートルの25mプールなどがある。ここ2年日本に帰れてない私にとって、ジャグジーのお湯はお風呂そのもの。「あ’’〜」て言いながら温泉に来た気持ちで湯に浸かった。壁には10分であがるように、と書いてあったけど、日本人にゃ10分なんて短すぎるさ。滞在時間の半分くらいをジャグジーとサウナで過ごした。

水の近くに携帯を持ち込むのが怖かったので写真はないですm(_ _)m 

プールの後はアイスでしょう〜f:id:bluecheese33:20220722041102j:image

気まずい四人部屋の寮

私は今、とあるカナダ大学内の四人部屋の寮に住んでいる。確か2005年ごろに建てられた、新しくも古くもない建物。夏休みということもあり4人中2人は帰省していて、今は私ともうひとりインド人の女の子だけが住んでいる。

一緒に住んで2ヶ月ほどになるが、少々住み心地が悪い。同居人と仲が悪いわけではない。会えば「Hi」と挨拶するし、キッチンの綺麗加減も騒音加減も同じくらいの価値観(だと思う)だから、そこでぶつかることもない、今のところは。でも何だか、気まずい。

例えば、私がシャワーをしていると、彼女が帰ってきた音がする。しばらくしてシャワーを終え部屋に戻った瞬間、バタンっとトイレのドアが閉まって向こうがおトイレをしている音が聞こえる。(そう、小の音が聞こえるほど扉が薄い。)「待たせちゃったな、悪いな」と思う。逆も然り。あと1時間でバイトだから今シャワー浴びたい、て時に限って彼女がシャワーに入る。私は行き場のない心のモヤモヤを持て余して、シャワーを諦める。今ちょっと集中したいんだけどなって時に、彼女の部屋からNetflixの音が聞こえてきて気が散る。うるさいほどの音ではなくて、生活の中の雑音程度。でも、一度気になると止まらない性格の私は、イヤフォンを耳に突っ込まないと心が落ち着かない。でも、イヤフォンが耳に詰まってる感覚もあまり好きじゃない。これも、逆も然りで、私がたまに弾くギターをうるさいなぁて思ってるんじゃないかな、と気にしてしまう。

こういう言いようのない居心地悪さがつのって、住み心地が悪いように感じる。別に話し合う必要があるほど切羽詰まった問題はない。「あたしは明日、朝この時間にシャワーしたいから、あなたはシャワーしないで」なんて言えないわ、向こうにも向こうの事情があるし。家族や友達なら、そんなわがままも言える。私のこだわりを聞いてちょうだいなって家族になら言えるけど、友達、ましてやほぼただの同居人レベルの彼女に、そこまで押し付けるのもできない。ただ、なんとなく自分の生活リズムが少しずれて、落ち着かない。

早く自分の家が欲しいです。試しに、本当に引っ越そうと思ったらどんなもんかと思って学生寮のアドバイザーに話を聞きにいった。そしたら、大学内の寮は今申し込みしても1年は空きが出ないよと言われた。がっくし。

へなちょこメンタルは他人との生活に耐えることができるでしょうか。大学が始まって、残り二人のルームメイトが来たら、どうなるかしら。不安。(でもこれでこそ大学よ、自分!)

 

ファストファッション業界

先日バイト友達とバンクーバーダウンタウンにある韓国料理屋「Sura」に行ってきた。ランチセットがひとり25ドル。料理の量と種類を見ると、かなりお得なセット。辛いもの好きの方におすすめ。お客さんもウェイターも皆アジア系で、北アメリカ大陸に居ながら実家に帰ったような、安心するようなホッとするような気分になった。

お昼のあとは、ぶらぶらとダウンタウンの街を歩きながらショッピング。気になったお店に片っ端から入ってみた。服の可愛さに絶句したり、値段に絶句したり。楽しみながらpacific center(中心街にあるショッピングモール)まで歩いた。

そこで思った。どんな友達と出かけても、やっぱり最後に辿り着くのはH&M。安くて可愛い服に溢れているから。でも、ファストファションに貢献するのはあまり褒められた行動ではない。低い賃金で雇われた人々が極悪の環境下で汚染だとかゴミを気にせず作ったからこそ安いわけで、その服を買えば買うほどデマンドが増えて、被害が拡大していく。わかっている、けど、自分のお財布と相談すると、結局H&Mがベストオプションという結論に至る。自己中心的な考え方だけど、こう考える人が大半だから、環境破壊は進んでいってしまう。

環境により優しいオプションは、いつでもお高い。服に関しても、食材に関しても。環境に良いオプションがもっとアクセッシブルになれば良いのにと思う。そう簡単にいかない世の中。自分は、冬が近づいたらnorth vancouverにある古着屋さんに行こうと思う。古着を買う方が、H&Mの新しい服を買うより幾分か環境にやさしい。

 

 

「書く」

最後にブログ更新してから少し間が空いてしまった。忙しかったなんて言い訳はしない。大学は夏休み、バイトと人と会う以外何もしてないので時間はたっぷりある。大学があった時は、髪を乾かす時間を使いながらでも書いていた。何が変わったのか。

ひとつは、「読む」ことを始めたからだと思う。noteや、他の人のブログを読んだ。小説を読んだ。エッセイ集を読んだ。色々な人の言葉に触れていると、自分の言葉に自信が無くなってしまった。自分のなんてことない日々を発信する価値などあるのか?何かたいそうな考えを綴ってるわけでもないのに。

そう思うと、書くのが億劫になった。アジアンライブラリーから借りてきたエッセイ集ををパラパラめくりながら、頭の片隅で「よし、こんな風に書くぞ」と思い立つけれど、あと少し、もう少し何かアイデアをもらいたい、と、うだうだ読み続けてバイトの時間になり、「あぁ今日こそ書こうと思ったんだけどなぁ」ともごもご言ってバイトに行く。

でもふと思った。私はいつから、自分の「日記」にこんな重きをおきはじめたのか。

実は最近、このブログに星マークを1つ2つ、つけてくれる人が出てきた。友達に「読んでるよ」て言ってもらうことが2回あった。これまで自分に向けて書いてただけだったのが、「こんなブログでも少しは読者がいるのか、じゃあ良いこと意味のあること書かなきゃ」と謎のプライドが顔を出してきた。

難しく考えすぎると、逆に手が出なくなる。これまで通り、このブログは自分のための日記であって、世界を変えるような書き物ではない。「書く」というアウトプットを習慣化する為のもの。このスランプを乗り越えたい!1年近く続けてきたんだから。

 

大学寮エレベーターの異臭

私はカナダの大学寮に住んでいる。

住み心地は、まぁ良い。四人部屋だけど、キッチンも自分の部屋もある。ルームメイトは夏休みの間実家に帰ったり旅行に行ってて、あまり顔も合わせないので、ほぼ自分だけが住んでいるような状態。気楽でいい。

でも悩み事がひとつ。それは、、、

「エレベーターの異臭」。

毎日バリエーションのある異臭を醸してくる。よくそんなに色々なニオイを見つけてくるな、ってくらい。エレベーターに乗るのが苦痛、だけど「今日はどんな臭さかしら」て少しウキウキする自分もいる。

代表的なニオイは、ゴミ。ゴミにも数種類ある。1ヶ月以上放置してたであろう生ゴミのニオイ。エレベーターの床に何かも分からない茶色い汁が水たまりを作っているときは、たいてい放置されてた生ごみ。たまに、これは半年以上放置されてたんじゃないかと思うレベルの生ゴミ臭がある。これに出会うと、シンプルに息が出来ない。口を手で覆いながら口呼吸して何とか生き延びる。

次は、トイレの下水のようなニオイ。なぜ下水のニオイがエレベーターに漂うのかは謎。誰か水汲んでバケツで運んだりしてるのか?このニオイはまぁ、そこまでキツくない。

あとは、香水の匂い。良い匂いの時もあるが、むせるような濃い香水にあたると、これもまた息が出来ない。お金持ちのおばちゃんにハグされて、自分の鼻が彼女の胸に埋まっているような状態。生ごみ以上に気持ちが悪くなってしまう。

大麻のニオイもよくある。カナダは大麻が合法だけど、寮内では吸ってはいけないはず。でも、臭う。自分的に大麻は、すごく息のクサい人が、「はぁ〜」て生暖かく息を吹きかけてくるようなニオイだと思う。慣れない。

いまだに、全くにおわないエレベーターに乗ったことがない。いつも、何かしらのニオイが漂ってる。いろんな人がここに住んでるんだなぁ、と思う。におわなくなってしまったら、少し寂しいかもしれない。大学の寮は、臭ってなんぼ。

 

 

 

 

アルティメット初心者

先日友達とアルティメットというスポーツをした。

最初アルティメットでもするかぁと聞いた時は、「あるてぃめっと…?アクロバットか何かの類か…?」と頭がハテナ状態になったけど、フリスビーの競技版の名前だと知って、ほっ。フリスビーなら体育の授業で沢山やってきたから分かる。軽〜いやつよね。

でもいざ始めてみると、、

「あれれ、フリスビーってこんなに動かなきゃいけないスポーツだったっけ?あら?フィールドを駆け回るなんていつぶり?あらら?」という感じで、固まった身体に油を注す暇もなく走り回った。体育の時は少し疲れたらこっそり手抜くこともできたけど、今回6人しかいなかったからへばってなんていられない。自分のグループにフリスビーが来たら、できる限り早くゴールラインまで走って、飛んで来る丸い板に右へ左へと揺さぶられなきゃならん。暗くなってくると板も見えないから、間違って首を切られないように気ぃつけなきゃならん。

と、まぁ、難しいスポーツぽく書いてるけど、実際私が運動音痴だから大変に感じるだけで、本当はシンプルで楽しい。ゲームの展開も早いし、いい汗かける。

実はこの日、スポーツではなくて焚き火をする予定だったから、あまり汗かくとは期待してなかった。虫除け対策もゼロ。

そしたら、恐ろしいほど大量の蚊に襲われてしまった。

手を思い切り振り回すと蚊に触れられる程。もう気色悪いからひたすら動き続けて追い払った。あれから1日経ったけど、刺された形跡なし。よく守った、自分。

 

YouTube中毒はどうやったら治るのか

私はYoutubeを見るのが趣味と言って良いほど、好き。暇な時間があると大抵どうしょもない動画を見てダラダラと過ごしてしまう。可愛い動物の動画や、他人の日常Vlog等。

つい見てしまう理由は、こういった動画が頭をリラックスさせてくれるから。何も考えずにぼけっと見てるのが、心と頭をリフレッシュさせてくれる。

でも問題は、一度見始めると1、2時間を無駄にしてしまうこと。なかなかスパッとやめるのも難しい。気づかないうちに数時間経ってしまうこともある。そして後悔し、明日はもっと生産的になろうと思うけど、結局同じことを繰り返す。誰もが似た経験をしていると思う。

この前突然思った。「今までyoutubeを見ることに費やしてきた時間は、きっと何百、何千時間にもなる。その時間をもしギターの練習や読書、韓国語の勉強などに使っていたら、全く違う人生になっていたんじゃないか。」

 

例えば夕飯を食べるとき、疲れたからちょっと動画でも見るか〜、となる。すると、30分で終わる夕飯が、1時間以上かかってしまう。動画を見ながらダラダラ、の状態から抜け出せない。例えば寝る前、疲れたからちょっと動画でも見てから寝るか〜、となる。すると、気づいたら日付が変わっていて睡眠時間も削られて、結局余計疲れることになる。全部、「ちょっと動画でも見るか〜」に狂わされてる。わかってる、のに、完全に動画OFFにするのは難しい。今まで何度も決心しては三日坊主で終わってきた。

強い意志が必要なのはわかっているけど、そんな綺麗事言っても難しいものはむずかしい。どうしたらこの負のループから抜け出せるのか…

 

他にリラックスできる方法を探せば良いんだよね、。頭を使わなくていいこと。塗り絵でも始めてみようかな。